今年度のインフルエンザワクチンについて
従来よりの注射薬 今までの実績があり安心
今年度も3歳未満ではチメロサールなしのインフルエンザワクチンは生産がなく使用できません。3歳以上ではチメロサールなしのものが接種可能ですが、入手可能の本数が限られています。ご周知のとおり、ワクチンの本体は変わりませんが、各社で保存液がかわります。保存液で問題になるものとして、チメロサール、ホルマリンがあり、その含有量は変化します。本院では毒性を考慮してホルマリンを含まないものを中心に選択したいと思います。どうしても選択したワクチンに需要が集中し品不足になりますのでなるべく早めの予約をお願いします。
フルミスト点鼻薬 注射ではなく点鼻なので痛みがない、1回で済む 昨年より使用しています。2歳以上19歳未満が対象、西東京市では補助金の対象となりました。本数が限られているので早めの予約を
インフルエンザワクチンの予防接種を受けられた患者様へ
①生活は普通にされてかまいません。
②インフルエンザワクチンの2回目の接種(13歳末満と受験生の方)については4週間程度間隔をあけてください。
時期によっては接種時期がはやまる場合がありますので、その際はスタッフよりお声かけ致します。
③入浴は差し支えありません。接種部をこすることはやめましょう。
④接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
当院でインフルエンザワクチンを接種したかたへ
ワクチンを接種しても頻度は少なくなるのですがインフルエンザにかかります。その場合、さいとう小児科内科クリニックでは自分でリレンザを吸入できない対象者にはタミフルによる飲み薬で治療を行います。タミフルで経過が思わしくない場合や、基礎疾患があり重症化を防ぎたい方、嘔吐で薬が飲めない方にはネブライザーユニットによるリレンザの吸入治療を行います。自分で吸入できる年長者は別として、小児にはネブライザーユニットを使用して薬剤をのど、肺から吸収させ治療します。原則として1日2回通院して治療を行ないます。家庭で吸入できれば、とても簡単で安心です。当院でインフルエンザワクチンを接種したかたには優先的にネブライザーユニットをお貸しできるようにいたします。