パラインフルエンザ3型感染症

小児のウイルス性気管支炎、ウイルス性肺炎、クループ症候群の原因といわれています。これらの疾患をおこすものとしてRSウイルス、ヒトメタモウイルスがよくしられていますが、パラインフルエンザ3型も同様の症状をおこします。あまりなじみがないのでこの病名を告げるとインフルエンザの一種と誤解される方が散見されますが、インフルエンザとは全く別のものです。RSウイルス、ヒトメタモウイルスは鼻からの迅速検査で判定できますが、パラインフル3はキットがなく、マイクロアレイ法によるウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2を含む)によって検査します。キットとは異なり非常に高価な検査になり、小児では実際には保険請求できないので、開業医では検査を行っていない、というのが実情です。

 発熱、咳が続き通常のコロナ、インフルエンザ、RSウイルス、ヒトメタモウイルスなどの検査が陰性で入院の必要がある場合に、なるべく入院をさけるという考えのもと、かかりつけの方にこの検査をおこなっています。

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