新型コロナウイルスの流行はやや収まっていますが、徐々に増加傾向にあります。子どもは症状が弱く気が付きにくいのが特徴です。すこしでも怪しいと感じたら早めの検査をお願いします。ワクチンをうっていない大人にも注意が必要です。経験上陽性率の高い場合は以下のようになります。
1)ワクチンを接種していない成人の発熱
2)家族内でほぼ同時に発熱する場合
3)38.5以上の高熱 大人でも子どもでも
4)微熱と吐き気の子ども
5)園で流行があり、そこに通園中で、濃厚接触者とからずしも指定されていない子ども
以上の場合は1回目の検査でマイナスでも2回目の検査で陽性になる場合が少なくありません。
周囲への伝播を考え早めの検査、対応が必要です。
昨年はこの時期RSウイルスの流行がはじまったのですが、今年はアデノウイルスの流行がはじまっています。発熱だけの場合や下痢の症状のものの2種類が流行しています。ヒトメタニューモウイルスの流行もみられます。乳幼児より3歳から5歳の年齢が中心で、幼稚園、保育園での集団発生が心配です。