今年の冬はインフルエンザの流行の可能性があります

その理由として1)現在冬のオーストラリアで流行していること 2)流行が2シーズンなかったためインフルエンザにたいする免疫がおちていること 3)COVID-19 が一段落し、マスク着用や集団での飲食、会合にたいする規制の解除 4)インフルエンザワクチンにたいする接種率がおちていること 5)ワクチンの生産が充分ではないこと。おそらく生産数も例年の半分程度になるのではないかと考えられること などがあげられます。

昨年はインフルエンザの流行がほとんどみられなかったため、今年度についての政府の対応には油断がみられます。まず流行することを前提とした対策が求められるのですが、現時点はこのような危機意識が政府には欠如していると考えざるをえません。具体的にはインフルエンザの流行と新型コロナウイルス感染症の同時流行では、クリニックでは隔離室での対応が必要になり、診察可能人数の限界があるため、かかりつけ以外のかたはお断りせざろうえない、ことになります。昨年RSウイルスが流行した際には、かかりつけ医での対応を断られ、当院への受診を希望されたかたが多数おられました。時間外、夜間での対応を行い対応したのですが、それでもお断りせざろうえない状況で医療難民が発生した経験を想起させます。個々での対応を早い段階にすること、具体的にはかかりつけならば、高熱時にも必ず診療してもらえるか、予約で一杯の場合にも受付てもらえるかなどの確認をしっかりしておき、流行期に医療難民にならないように努めてください。

そのため早めのインフルエンザワクチンへの対応が必要になります。いまだ生産本数がどの程度になるか未定ですが、昨年と同程度と考え早めの対応をお願いします。入荷本数が限られた場合、本院では優先度を設定してそれに基づき接種をおこなっていきたいと思います。まずはかかりつけの方、次は毎年本院で接種している人、企業単位で接種契約を行っているかた、の順になります。

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