赤ちゃんが泣きやまない時の対応

以下は、多摩北部医療センター『小児科子ども救急ホームケアガイド』よりの引用です。

夜泣き

生後2か月くらいが一番多く、生後3-4か月を過ぎると落ち着いてくると言われています。この時期に赤ちゃんが泣くことは正常ですが、過剰に泣く場合、1日に3時間以上連続して泣くことが週3回以上ある場合を夜泣きといいます。

病院を受診する目安

・38 度以上の発熱がある
・嘔吐
・うんちに血が混じっている
・手足やおちんちんなどが腫れている、普段通り動かさない
・ミルク、母乳を受け付けない
・普段とは異なる泣き方、怖いと思うような泣き方
・転落などの怪我のあとに泣きやまない

ホームケア(ご自宅でできること)

★まずはご家族が落ち着きましょう

小さな赤ちゃんが泣きやまないと不安になってしまいますね。
ただ、ご家族が不安になってしまうと、赤ちゃんにもその不安が移って、さらに泣きやまないという悪循環になります。
まず、ご家族が落ち着いて、もし下記を読んでも分からないことがあったり不安があったりすれば、医療機関などに相談してみましょう。

★赤ちゃんが泣いている理由を考えてみましょう

これは、普段赤ちゃんと多く接しているご家族だからこそできることです。
代表的な理由は以下のようなものがあります。当てはまるものがないか考えてみましょう。
・おなかがすいている
・うんちが出ていない、おならが出ていない
・日中に外に出る時間が普段より多かった、刺激が普段より多かった
・肌が荒れている、かゆそう 特に耳の湿疹に注意しましょう
・室温が高い、低い
・どこか痛いところはないか(発赤や腫れている場所がないか、手足は普段通り動かすか)

★赤ちゃんが落ち着く方法を探してみましょう

上記のような理由が思い当たる場合には、それに対する対処をしてみましょう。
わからなければ、日中にかかりつけの先生に相談してみてもいいでしょう。
特に思い当たらず、元気はありそうな場合、以下のような方法で赤ちゃんが落ち着く可能性 があります。
・抱っこする、おくるみで巻いてみる
・赤ちゃんと一緒に外の空気を吸ってみる、近所をドライブしてみる

赤ちゃんの泣き声、しかもなかなか泣きやまない場合には、ご家族の気持ちがすり減ってしまいます。上記のような方法で頑張っても、なかなか難しいときには、遠慮なく病院あるいはかかりつけ医までお問い合わせください。

さいとう小児科内科クリニック 042-421-7201 あるいは、かかりつけの方は院長携帯まで
多摩北部医療センター 小児科 予約専用電話 042- 396-3511・3190

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