保育園での急な発熱などで、就労中の両親が急に呼び出されて、仕事を中断しなければならないことは少なくありません。この対策のために、病児保育室「えくぼ」は平成29年4月からお迎えサービスを実施していましたが次第に利用者が増えています。これは園で急に具合が悪くなった場合、病児保育室の職員(基本的には看護師)がタクシーで迎えにいき子どもを預かり、クリニックを受診、処置、投薬をおこない病児保育であずかるというシステムです。親の対応が遅くなるとか急な処置が必要な場合、医療的処置が直ちに行えることで、安心して子どもを預けられるというメリットがあります。当施設では西東京市での正式な事業にするよう要望していますが、病児保育室「えくぼ」では独自に開始しています。国、東京都でも推進しており(平成28年7月)、清瀬市では平成29年度よりこの事業を行政として開始しています。
実際に運営しすでに多くの利用がありますが、特にトラブルはないのですが、往復のタクシー代の実費が平均2000円程度かかることが若干の問題になっています。
対象者:「えくぼ」を利用したことがある方で、送迎サービス登録をおこなっているひとが対象です。保育園、その他の園での理解や周知のほか、両親、園、病児保育室の三者の円満な相互理解と信頼も必要です。
費用:往復のタクシー代の実費
実際の流れ:園で体調不良→園から親に連絡→当該システムの利用を確認→園あるいは親から「えくぼ」に連絡(042-438-7001えくぼ専用電話、042-421-7201クリニック)→送迎サービス登録を確認(その場での登録、利用は不可です)→利用開始
この事業が行政での事業になることにより、利用者負担が軽減されるようご理解とご協力の程お願いします。