お知らせ

7月16日(月、海の日) 9:00~12:00 臨時外来

こどもの急変に対応、連日の休診はしません。祝日診療では迅速検査、点滴は可能ですが、時間の制限があるのでご注意ください具合の悪い方はなるべく早く受診してください。予防接種もおこなっています。

乳幼児歯科相談

 毎週月、水曜日午後2:00より4:00まで乳幼児歯科相談をおこなっています。歯科医師による歯磨き指導、虫歯予防、歯にかかわる相談をおこないます。費用は無料です。以外にも気楽に相談する機会がないようで延べ300人以上のかたが受診されています。予約不要でおこなっていましたが、最近希望者が多くなっていますのでできれば予約をお願いします。楽しく歯磨きをおこなえるように指導をおこないます。詳しいことは当院受付にお尋ねください 。

精神科外来

毎月2回程度木曜午前に予約制の精神科外来を行っています。診察はは精神科で精神保健指定医の医師がおこないます。産後のうつ症状、適応障害などを扱っています。初診の場合は1人3時間程度の問診が必要になります。受診希望の方は窓口にお尋ねください。

体重を計ることの大切さ

体重を計ることの大切さ

当院ではなるべく体重をはかることにしています。小児科の原則ですが以外と略されていることが多いようです。それも常に同じ条件ではかるようにしています。赤ちゃんならかわいたオムツだけで、子供ならパンツだけで体重計にのってもらいます。
これは子供の体調は体重の増減ですぐわかること、嘔吐や下痢の場合、脱水の程度を的確に判定することができるからです。一般的には体重が5%減少で点滴、10%なら入院して点滴といわれています。これを判定するには体重の変化が不明の場合、腹部の弾力性、くちの中の状態、爪の状態で判定するのですが、個人差があり判定が難しいというのが実情です。しかし健康な状態の時の体重がきちんと計ってあれば、正確に判定できます。また年長児では精神的な原因で体重が落ちていくようなこともあり、体重の変化は重要な観察ポイントです。
予防接種の時にも測るのは、万が一発熱したり、嘔吐した時にどの程度の重症なのかの判定に役立つからです。単にくすりの量を決めるために親に体重を聞いてそれを記載するところもありますが不正確で、とんでもないことです。医院も親も面倒なのですが、さきざきのことも考えて体重を測るようにしましょう。

今、はやっている病気

咳と熱が続く場合

インフルエンザの流行はほぼ終焉しました。ところがRSウイルス、インフルエンザ、ヒトメタニューモウイルスでもない特殊なかぜ、もしかしてEVD68(エンテロウイルスD68)かもしれないかぜが流行っていて、長い場合には1週間の熱と咳が続きます。検査キットでは鼻から一回の検査で、RSウイルス、インフルエンザ、ヒトメタニューモウイルスの同定ができます。その結果すべてマイナスの場合にはEBVD68感染を考えます。

熱中心なら

アデノウイルス、溶連菌感染症が流行しています。検査なしで抗生剤を服用すると本当の原因が判らなくなります。

吐き気あるいは下痢なら

ロタウイルスの流行がみられます。症状はいきなりの嘔吐と下痢です。伝染性が非常に強いのが特徴です。ワクチンの接種をしていない場合には注意が必要です。また嘔吐下痢症の2割ぐらいの人が溶連菌感染症による吐き気ですので便のほか、ノドでの検査が必要になることもすくなくありません。脱水で点滴が必要になる場合もあり受診はなるべく早くお願いします。

病児保育お迎えサービスの実施について

病児保育室「えくぼ」は平成29年4月からお迎えサービスを実施しています。これは園で急に具合が悪くなった場合、病児保育室の職員(基本的には看護師)がタクシーで迎えにいき子どもを預かり、クリニックを受診、処置、投薬をおこない病児保育であずかるというシステムです。親の対応が遅くなるとか急な処置が必要な場合、医療的処置が直ちに行えることで、安心して子どもを預けられるというメリットがあります。当施設では西東京市での正式な事業にするよう要望していますが、病児保育室「えくぼ」では独自に開始いたします。

この事業の開始を本院のホームページに載せたところ問い合わせが多数でこの事業の開始を待ち望んでいるという状況です。国、東京都でも推進しており(平成28年7月)、清瀬市では平成29年度よりこの事業を行政として開始するという報道がありました。具体的な運営は園と相談しながらシステムを構築したいと思います。

対象者 「えくぼ」を利用したことがある方で、送迎サービス登録をおこなっているひとが対象です。保育園、その他の園での理解や周知のほか、両親、園、病児保育室の三者の円満な相互理解と信頼も必要です。

費用  往復のタクシー代の実費 
実際の流れ 園で体調不良→園から親に連絡→当該システムの利用を確認→園あるいは親から「えくぼ」に連絡(042-438-7001えくぼ専用電話、042-421-7201クリニック)→送迎サービス登録を確認(その場での登録、利用は不可です)→利用開始

えくぼ「お迎えサービス」の実行についての現時点(H30.3.27)での実態
西東京市の保育園、幼稚園について依頼書を送付し返信のあった施設です。
協力可能な園 30園
公設公営保育園 向台保育園、西原保育園、けやき保育園、ひばりが丘保育園、はこべら保育園、こまどり保育園、すみよし保育園、なかまち保育園、ひがし保育園、やぎさわ保育園
公設民営保育園 下保谷保育園、いずみ保育園
民営保育園 保谷駅南口保育園 デジタルディフェンス関連保育園 谷戸すくすく保育園、谷戸のびのび保育園、田無すくすく保育園
ドリームキッズ東伏見保育園 ひばりヶ丘みさと保育園 すまいる保育室 Pocapoca保育室 ポケットランドひばりヶ丘 グローバルキッズ柳沢園 レイモンド田無 保育室わんわん 保育室わんわん2nd 南町Pocapoca保育室 もりのなかま保育園 田無北原保育園
ほうやちょう保育園
幼稚園 
つくし幼稚園

以上の園に通園している方は直ぐに登録可能です。

みずいぼの治療について

伝染性軟属腫(みずいぼ)はウイルス疾患であり、皮膚と皮膚の濃厚な接触があれば他人に感染する恐れはありますが、学校保健法に規定された隔離の必要な伝染病でなく、登園やプールの入水を禁止する必要はありません。プールの水質検査では残留塩素濃度0.4mg/L(400ppm)以上という値が義務づけられていますが、これはウイルスをすみやかに不活化する濃度から決定されています。公共、学校のプールでは遵守を保育園、幼稚園等では努力義務が課せられています。プールへの入水を禁止している学校、園があるとしたらこの水質を保っていないのではないかと考えます。その場合もっと怖いウイルス、細菌の感染のほうが心配です。具体的にはアデノウイルス感染症(プール熱)とか病原性大腸菌感染症(O−157)などです。

裸でおしくらまんじゅうとかの肌をすり合わせることをしない限りみずいぼがプールでうつることはありません。本ウイルスに対する抗体の存在は報告されていて、多数のいぼが出来ると自然に消退して行くこともしられています。

治療としてはピンセットでむしりとるというとても痛い方法がてっとりばやいのですがおすすめしません。というのも痛みが強いという他、みずいぼに対する抗体ができない限りとってもまたできてきたり、ときにはとったあとがケロイドになる例があるからです。従って本院では漢方薬、ヨクイニンを服用してもらい、抗体の産生を早期にうながし、根本からなおす方法をとっています。はやければ服用を2ヶ月位つづけるとぼろぼろとくずれはじめきれいに直ります。それでもとらないとプールにいれてくれない、とか早く直したいという人には硝酸銀ペースト法を用います。

これは硝酸銀を小麦粉にまぜて小さな団子にして、これをいぼにくっつけます。すると数日でその部分が黒くなりいぼがとれます。痛みは全くありませんが、痒みがある場合があります。時々みずいぼでむしりとられた経験から、みずいぼ恐怖症になっている子がいます、治療には出来る限り痛くない方法を選択してあげてください。

みずいぼはプールにはいれます

みずいぼはプールにはいれます

日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会 が以下の統一見解をだしています。
学校感染症 第三種 その他の感染症:皮膚の学校感染症とプールに関する統一見解
お子さんとその保護者さん、
ならびに保育園・幼稚園・学校の先生方へ
皮膚の学校感染症について
プールに入ってもいいの?

1)伝染性膿痂疹(とびひ)
かきむしったところの滲出液、水疱内容などで次々にうつります。プールの水ではうつりませんが、触れることで症状を悪化させたり、ほかの人にうつす恐れがありますので、プールや水泳は治るまで禁止して下さい。

2) 伝染性軟属腫(みずいぼ)
プールの水ではうつりませんので、プールに入っても構いません。ただし、タオル、浮輪、ビート板などを介してうつることがありますから、これらを共用することはできるだけ避けて下さい。プールの後はシャワーで肌をきれいに洗いましょう。

3) 頭虱(あたまじらみ)
アタマジラミが感染しても、治療を始めればプールに入って構いません。ただし、タオル、ヘアブラシ、水泳帽などの貸し借りはやめましょう。

4) 疥癬(かいせん)
肌と肌の接触でうつります。ごくまれに衣類、寝床、タオルなどを介してうつることがありますが、プールの水ではうつることはありませんので、治療を始めればプールに入っても構いません。ただし、角化型疥癬の場合は、通常の疥癬と比べ非常に感染力が強いので、外出自体を控える必要があります。

平成25年5月
日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会

ヒトメタニューモウイルス感染症について

RSウイルス様の咳、呼吸困難、熱が続き、肺炎が疑われるが、レントゲンで異常なく、マイコプラズマでもない病気がはやっています。これはヒトメタニューモウイルス感染症ではないかといわれています。白血球はさほど増加しないのに、血沈、CRPなどの炎症反応が強いのが特徴です。

ヒトメタニューモウイルスはサーズで注目されてから知られるようになってきたウイルスでRSウイルスとよく似たウイルスといわれています。ヒトメタニューモウイルスは1から2歳が最も多く、RSウイルスの初感染よりもおそく、後発季節は3月から6月で丁度今頃流行ります。

迅速検査キットが利用できるようになり、インフルエンザ、RSウイルスでもなく、マイコプラズマでもない咳中心の風邪の場合この病気を疑い検査します。ただし検査キットはできたばかりで、保険ではまだ認められていないのととても高価で簡単にはできない、というのが実情です。但しこの検査で陽性になってきちんとした病名がつくと、家族はとても安心するので、必要なときにはちゅうちょなく、医療機関の負担で検査をおこなっています。治療は咳に対する対症療法が中心になり、中耳炎の合併に注意が必要です。