お知らせ

祝日診療のお知らせ

4月28日(日)~5月3日(金)休診 珍しく長期の休診になります。

5月4日(土)臨時外来9:00~12:00

5月6日(月)臨時外来9:00~12:00

祝日診療では迅速検査、点滴は可能ですが、時間の制限があるのでご注意ください具合の悪い方はなるべく早く受診してください。予防接種もおこなっています。

乳幼児歯科相談

 毎週月、水曜日午後2:00より4:00まで乳幼児歯科相談をおこなっています。歯科医師による歯磨き指導、虫歯予防、歯にかかわる相談をおこないます。費用は無料です。以外にも気楽に相談する機会がないようで延べ300人以上のかたが受診されています。予約不要でおこなっていましたが、最近希望者が多くなっていますのでできれば予約をお願いします。楽しく歯磨きをおこなえるように指導をおこないます。詳しいことは当院受付にお尋ねください 。

精神科外来

毎月2回程度木曜午前に予約制の精神科外来を行っています。診察はは精神科で精神保健指定医の医師がおこないます。産後のうつ症状、適応障害などを扱っています。初診の場合は1人3時間程度の問診が必要になります。受診希望の方は窓口にお尋ねください。

アトピー性皮膚炎の治験をおこなっています

アトピー性皮膚炎に対する非ステロイド剤の新薬の治験を行っています。


今、はやっている病気

咳と熱が続く場合

インフルエンザの流行はほぼ終わりました。それに代わってヒトメタニューモウイルスの流行がはじまっています。またRSウイルスも散見されます。検査キットでは鼻から一回の検査で、インフルエンザ、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスの同定ができます。コストのかかる検査で保険請求がすべてはできないので、原則、かかりつけの方に行っています。その結果すべてマイナスの場合にはマイコプラズマやEBVD68感染を考えます。熱が長い場合には細菌性肺炎が考えられので採血を行ったり、胸部のレントゲンをとります。

熱中心なら

アデノウイルス、溶連菌感染症が流行しています。検査なしで抗生剤を服用すると本当の原因が判らなくなります。

吐き気あるいは下痢なら

ノロウイルス、ロタウイルスが検査で陽性になる嘔吐下痢症の流行しています。また注意点としては2割ぐらいの人が溶連菌感染症による吐き気ですので便のほか、ノドでの検査が必要になることもすくなくありません。下痢がひどい場合は脱水で点滴が必要になる場合もあり受診はなるべく早くお願いします。水分補給の注意の記事も参考にしてください。

アデノウイルス感染症とは

アデノウイルス感染症は上気道炎,角結膜炎,胃腸炎の3つが主要症状で,迅速診断が可能です。上気道炎型は39度以上の高熱が約5日間続くのどの病気です。のど、扁桃腺に膿をつけたり、結膜炎を併発することもあります。角結膜炎を併発したものをプール熱といいます。同じような症状を示す病気にEBウイルス感染(伝染性単核球症)があります。胃腸炎型はとても重症な腸炎をおこし、腸重積の原因の80%はこれによるものとの報告があります。これよりアデノウイルスのよる腸炎では強い下痢止めは絶対使ってはいけない薬とされています。重症な病気なので早期の診断により入院をさける必要があります。多くの例でのどの痛みで水分、食事がとれないことによる脱水のため、また発熱の持続のため外来での点滴でやっと軽快する重症な病気です。よりくわしい説明は迅速検査のページを見てください。

夜尿症が心配なかたへ

以下の項目をチェックしてみてください。

下痢症状をおこす風邪について

もともと季節性のあるウイルス性腸炎が季節に関係なく流行っています。理由として考えられることは保育園等で発生したものが、その集団に広まっていると考えられます。特にノロウイルスはワクチンもなく伝染性が強いため注意が必要です。

ノロウイルス
お年寄りがこのウイルスの集団感染で死亡し有名になった。大人のウイルス性食中毒とくに二枚貝(生牡蠣など)からの感染で、乳幼児にはあまり注目されていなかった。しかし、細胞培養ができないこのウイルスが遺伝子増幅法により糞便から診断可能となった。その結果、下痢症ウイルスとしては10%位ではあるが、乳幼児にも、特に11-12月の初冬に際だって存在することが明らかになった。ロタウイルス感染が軽症化したためか臨床症状でウイルスの鑑別は難しい。特別な治療法は-なく、電解質補給液が用いられる。なぜ冬期に急に乳幼児に発症するか、自然環境での存在様式、嘔吐下痢以外の合併症などまだわからないことが多い。このウイルスの迅速診断が平成19年10月より可能になっている。

ロタウイルス
別名 白色便性下痢症(白痢)と呼ばれている。臨床症状は嘔吐、下痢、発熱である。 特に乳幼児では、他のウイルス性腸炎に比較し、下痢がひどくなり、脱水で重症化しやすいので注意が必要である。また無熱性痙攣をおこすことも知られている。このように、他の下痢症に比較し重症であり、早期に迅速検査で診断を確定し、早めの食事療法、脱水予防が大切である。本院では、独自に迅速法を考案し、約10分で結論をだし、早期診断により入院をさけるよう努力している。

アデノウイルス
アデノウイルスには49の血清型があり,多彩な臨床症状を起こす。上気道炎,角結膜炎,胃腸炎の3つが主要症状であり,3,4型と咽頭結膜熱,8型と流行性角結膜炎,40,41型と胃腸炎,11型と出血性膀胱炎の関係がよく知られている。このようにアデノウイルスには種々の型があるが、40,41型アデノウイルスがいわゆる腸管アデノといわれる。ロタウイルスと同様の下痢をきたすが、そのちがいは、簡単にまとめる下の表のようになる。このウイルスはロタウイルスと同様の迅速検査で診断可能である。

種類 好発季節 合併症 平均年齢
ノロウイルス 特に11月から12月 おう吐 全年齢
ロタウイルス 12月から4月 白色便、肝機能障害、痙攣 2歳
アデノウイルス 通年 急性虫垂炎、腸重積 5.2歳

 

食物アレルギーの負荷テストについて

ご存じのように学校での食物アレルギーの事故を契機に学校、保護者でのこの問題についての興味がおおきくなっています。それに伴い食事アレルギーの指示書、管理指導票の作製依頼は少なくありません。
問題は不必要な食事制限や逆に必要なのに食事制限がおこなわれていないこと、なのですがその評価は専門家のあいだでも見解がわかれています。現時点では食物アレルギー診療ガイドライン2012が最も標準的なものですが、実際の運営に関しては人により差があるというのが現状です。
食物アレルギーの食事療法は摂取により症状が出現するのを防ぐためにおこなうもの、と採血データでは陽性である食品を症状がないので摂取を続けていて症状が出現するのを防ぐためにおこなうもの、の2種類を区別しながらの食事指導が必要になります。特に後者の食事指導には一定の見解がないのが実情です。年長のこども、小学生以上では症状が出現するのを防ぐ目的で、幼稚園以下では摂取することにより悪化し症状が出現するようになるのを防ぐ目的でおこなうことが多いようです。

負荷テスト
明らかに特定の食品で蕁麻疹、アナフィラキシー、喘鳴発作などの症状が30分以内に出るものにはテストは行いません。原則としてIgERASTで程度が3以上の食品に対しいままで避けていたり、少量たべたりしても症状がでなかったものに対し行います。外来にて非常に少量からはじめて、30分間隔で増量しながら食品を摂取してもらい、短期間ででる、蕁麻疹、喘鳴発作、アナフィラキシーの有無について観察し、夜間、翌日については家で保護者に症状の有無、湿疹や蕁麻疹などについて報告してもらいます。翌週も同様に先週の安全な量からはじめて同様に増量していきます。安全面を考慮して1つの食品にたいし最低4週間以上かけて負荷テストを行います。

食物アレルギー日記によるチェック
特にアトピー型の食物アレルギーにたいして行います。原則としてIgERASTを参考にして特定の食品がアトピーを悪化させないか、逆に特定の食品をさけることにより改善するかを観察します。ただしこの評価はとてもむずかしいといえます。というのも、判断に主観がはいりやすいこと、アトピーの軟膏治療を並行しておこなう必要があるからです。あたらしい血中TARCという指標を導入しより客観的な評価が可能かどうか、検討中です。

予防的な制限
現時点で特定の食品によりアレルギーがでている人はもちろん制限が必要ですが、まだでていない人に対して将来アレルギーが発現する可能性をみこして制限する方法です。特に小学校入学前の子どもにたいしておこないます。完璧に特定食品を除去するのではなく、アレルギーのレベル、たとえばIgERASTの段階により、量的、質的制限をおこないます。
このようにアレルギーの食事療法といっても、症状、年齢などによりどのように行うのか選択が必要です。指示を受け取った両親もどのようなもとで制限がおこなわれるのか、上記の内容をきちんと把握するようにしましょう。