お知らせ

祝日診療のお知らせ

10月8日(月、体育の日)西東京市指定休日診療9:00~17:00

11月3日(土、文化の日)臨時外来9:00~12:00

11月23日(金、勤労感謝の日)臨時外来9:00~12:00

こどもの急変に対応、連日の休診はしません。祝日診療では迅速検査、点滴は可能ですが、時間の制限があるのでご注意ください具合の悪い方はなるべく早く受診してください。予防接種もおこなっています。

乳幼児歯科相談

 毎週月、水曜日午後2:00より4:00まで乳幼児歯科相談をおこなっています。歯科医師による歯磨き指導、虫歯予防、歯にかかわる相談をおこないます。費用は無料です。以外にも気楽に相談する機会がないようで延べ300人以上のかたが受診されています。予約不要でおこなっていましたが、最近希望者が多くなっていますのでできれば予約をお願いします。楽しく歯磨きをおこなえるように指導をおこないます。詳しいことは当院受付にお尋ねください 。

精神科外来

毎月2回程度木曜午前に予約制の精神科外来を行っています。診察はは精神科で精神保健指定医の医師がおこないます。産後のうつ症状、適応障害などを扱っています。初診の場合は1人3時間程度の問診が必要になります。受診希望の方は窓口にお尋ねください。

インフルエンザ予防接種開始しています。

インフルエンザ予防接種は10月から接種開始しています。また予約開始しています。なるべくチメロサールフリーのワクチンだけを接種したいのですが無理なようです。またワクチンの確保も大変でご迷惑をおかけしています。

チメロサールフリーのインフルエンザワクチンの確保について

H30.10.4現在200人分確保しました。

1)シリンジで0.5mlのため3歳以上 2)妊婦優先 3)授乳中のかた、かかりつけの方で希望する方 4)院長に指摘された方

以上の方は窓口で予約してください。以上は1回目だけで2回目は再予約が必要です。

呼気窒素ガス測定(FeNO)について

 別写真のような器具を使って呼気中窒素ガスを測定します。呼気中窒素ガスは肺の炎症所見を反映しています。これを測定することにより、喘息の治療状態を正確に把握することができます。ひどい咳やゼイゼイする咳があるときには明らかに喘息が悪いと判断することができますが、軽い咳や、運動したときの咳があるとき、現在の治療で適切なのかを判断することができます。最近導入された器具で以前はかなり大がかりで煩雑な手間がかかり日常臨床ではつかえなかったのですが、数年前より小型で使いやすいものが利用可能になっています。これからの喘息治療にはかかせない道具になると考えられています。当院でも導入し治療に欠かせないものになっています。

 


今、はやっている病気

咳と熱が続く場合

RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスが流行っています。長い場合には1週間の熱と咳が続きます。検査キットでは鼻から一回の検査で、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスの同定ができます。その結果すべてマイナスの場合にはマイコプラズマやEBVD68感染を考えます。熱が長い場合には細菌性肺炎が考えられので採血を行ったり、胸部のレントゲンをとります。

熱中心なら

アデノウイルス、溶連菌感染症が流行しています。検査なしで抗生剤を服用すると本当の原因が判らなくなります。

吐き気あるいは下痢なら

あまり流行っていません。嘔吐下痢症の2割ぐらいの人が溶連菌感染症による吐き気ですので便のほか、ノドでの検査が必要になることもすくなくありません。下痢がひどい場合は脱水で点滴が必要になる場合もあり受診はなるべく早くお願いします。

インフルエンザワクチンのお知らせ

   インフルエンザワクチン接種開始しました。また予約も行っています。   

  今年度のインフルエンザワクチンの保存液の比較

今年度のインフルエンザワクチンの生産も遅れています。おそらく10月中は供給が不足します。今年度提供されるインフルエンザワクチンの保存液の情報です。
ビケンHA チメロサール0.008mg/ml ホルマリン含まず
フルービックHA チメロサール、ホルマリン含まず ただし0.5mlのシリンジのみ(3歳以上、妊婦、授乳婦用)
北里第一三共HA チメロサール0.005mg/ml ホルマリン含む 1歳未満不可
KMB HA チメロサール0.005mg/ml ホルマリン含む
生研 HA チメロサール0.004mg/ml ホルマリン含む

この様になっています。できればフルービックHAをすべての人に接種したいのですが。非常に入手困難になっています。3歳以上の方でどうしてもという方には入手できた場合のみ順に接種したいと思いますので、フルービック専門予約をお願いします。

喘息の吸入療法

 気候の変動が激しい季節となり、喘息発作がおおくなってきています。飲み薬より副作用のない確実な治療法としての吸入療法が重要になってきています。夜間の発作、急な発作での救急病院への受診などがある場合はこれからのべる吸入療法をぜひ考えてください。かかりつけのかたには、土、日などの短期間の器械の無料貸し出しもあります。

喘息の治療の主要なものとして、吸入療法が重視されてきています。テオフィリン系薬剤(テオドールなど)の興奮性、痙攣誘発などの副作用のために、その使用が制限されるようになってきているからです。吸入療法のメリットとしては、効き目がすぐにあらわれること、薬剤が肺に集中するため全身性の副作用がでにくいことのほか、吸入器が手元にあるとすぐ発作に対応できるという心理的な効果があることです。吸入療法の具体的方法について、薬剤の種類、器具の種類をあげながら紹介したいと思います。

ネブライザーによる吸入  当院で貸し出しをおこなっているものは、携帯に便利で、パワーの強いものとしてフイリップスのInnoSpire Miniです。ネブライザーによる吸入は自分で充分な深い呼吸ができない小学校低学年以下で使用します。主としてインタール、インタール+メプチン、パルミコート(吸入ステロイド)を吸入します。小学校低学年以上でも強い発作の時には、時間をかけて肺の奥まで充分薬剤をいきわたらせることができるので利用します。

 

 

 

簡易吸入補助器(スペーサー)による吸入  当院でかかりつけのかたに無料で提供しているものはエアロチェンバー です。マスク型なので自分から吸うことのできない乳幼児にも使え、 インタール、メプチン、フルタイド、サルタノールなどほとんどの吸入がおこなえるのが特徴です 。この吸入方法は上のような器具にガス状の薬剤を噴霧し、それをマスクあるいは吸い口から吸入するものです。特徴としては簡単に持ち運べること、安価であることです。しかしある程度自分で吸う必要があり、喘息発作がひどい時には上記の電動式加圧ネブライザーのほうがすぐれています。

まとめ

このように吸入療法にもいろいろあり、喘息の重症度、年齢により、器具、薬剤等の選択が必要になります。喘息はもともと長期管理を必要とする慢性の疾患です。また適切な治療により完治する病気です。さいとう小児科内科クリニックでは飲み薬だけに頼らない、もっともその人にあった有効で副作用のない治療法を選択するよう努めています。

RSウイルス感染症とは

RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus RSV)は、乳幼児(特に2歳以下の乳幼児)の肺炎や細気管支炎等の下気道感染症を引き起こす主要なウイルスです。 冬期を中心に、乳幼児に下気道の広範な狭窄を引き起こし,臨床的に喘鳴,努力性呼吸(多呼吸,胸郭陥凹,腹式呼吸など)を特徴とします。獲得免疫が不完全なために再感染が高率にみられ、乳幼児では毎年RSウイルス感染に罹患する症例もみられます。インフルエンザなども同様の症状を引き起こし、関東地方では12月から1月中旬までと流行する時期も重なっているため、よくインフルエンザと間違えられます。 しかし現在季節外れのこの病気の流行がみられています。
 斉藤小児科内科クリニックでは鼻咽腔からの検体採取により15分程度でそのウイルス同定をおこない、インフルエンザと区別し、適切な治療法を選択する努力を行っています。重症例も少なくなく,特に低出生体重児や先天性心疾患のある患児では致死的経過をとることもあり、要入院の例は少なくありません。ウイルス性感染症なので基本的には保存的治療に限られ、水分の補給を充分に行い、喘息に準じた治療を行います。軽症例では外来にて経過を観察しますが,乳児では分泌物が粘稠になって急速に悪化したり突然無呼吸に陥ることがあるので,入院加療が望ましいとされています。
 最新の報告ではステロイドの内服、吸入で重症化をふせげるのではないかといわれ、当院でも積極的にこの治療をとりいれよい結果をえております。早期診断、早期治療が重要です。

ヒトメタニューモウイルス感染症について

RSウイルス様の咳、呼吸困難、熱が続き、肺炎が疑われるが、レントゲンで異常なく、マイコプラズマでもない病気がはやっています。これはヒトメタニューモウイルス感染症ではないかといわれています。白血球はさほど増加しないのに、血沈、CRPなどの炎症反応が強いのが特徴です。

ヒトメタニューモウイルスはサーズで注目されてから知られるようになってきたウイルスでRSウイルスとよく似たウイルスといわれています。ヒトメタニューモウイルスは1から2歳が最も多く、RSウイルスの初感染よりもおそく、後発季節は3月から6月ですが季節外れの流行です。

迅速検査キットが利用できるようになり、インフルエンザ、RSウイルスでもなく、マイコプラズマでもない咳中心の風邪の場合この病気を疑い検査します。ただし検査キットはできたばかりで、保険ではまだ認められていないのととても高価で簡単にはできない、というのが実情です。但しこの検査で陽性になってきちんとした病名がつくと、家族はとても安心するので、必要なときにはちゅうちょなく、医療機関の負担で検査をおこなっています。治療は咳に対する対症療法が中心になり、中耳炎の合併に注意が必要です。