お知らせ

年末年始、祝日診療のお知らせ

12月24日(月、振替休日)臨時外来9:00~12:00

12月30日(日)臨時外来9:00~12:00

12月31日、1月1日、1月3日 休診

1月2日(水)臨時外来9:00~12:00

1月4日(金)より通常診療開始します

こどもの急変に対応、連日の休診はしません。祝日診療では迅速検査、点滴は可能ですが、時間の制限があるのでご注意ください具合の悪い方はなるべく早く受診してください。予防接種もおこなっています。

乳幼児歯科相談

 毎週月、水曜日午後2:00より4:00まで乳幼児歯科相談をおこなっています。歯科医師による歯磨き指導、虫歯予防、歯にかかわる相談をおこないます。費用は無料です。以外にも気楽に相談する機会がないようで延べ300人以上のかたが受診されています。予約不要でおこなっていましたが、最近希望者が多くなっていますのでできれば予約をお願いします。楽しく歯磨きをおこなえるように指導をおこないます。詳しいことは当院受付にお尋ねください 。

精神科外来

毎月2回程度木曜午前に予約制の精神科外来を行っています。診察はは精神科で精神保健指定医の医師がおこないます。産後のうつ症状、適応障害などを扱っています。初診の場合は1人3時間程度の問診が必要になります。受診希望の方は窓口にお尋ねください。

インフルエンザ予防接種開始しています。

インフルエンザ予防接種は10月から接種開始しています。なるべくチメロサールフリーのワクチンだけを接種したいのですが無理なようです。またワクチンの確保も大変でご迷惑をおかけしています。12月10日に入荷次第で予約再開予定です。かかりつけかたはその旨をのべてください。

チメロサールフリーのインフルエンザワクチンの確保について

H30.12.1 200人分の確保だけです。かかりつけのかたはご相談ください。

1)シリンジで0.5mlのため3歳以上 2)妊婦優先 3)授乳中のかた、かかりつけの方で希望する方 4)院長に指摘された方

以上の方は窓口で予約してください。以上は1回目だけで2回目は再予約が必要です。

インフルエンザの治療薬

H30.12.1現在インフルエンザの治療薬には5種類あり、有効の可能性があるものとして1種類が知られています。
その特徴と使用法についてとりあげてみます。
1 タミフル 錠剤、ドライシロップ
長所 飲み薬で簡単 小さな子どもでも量を調節して使用できる
短所 耐性があり、効かない例が増えてきている B型には特に効きにくい 脳内移行での痙攣などの症状誘発が心配されている
2 リレンザ 吸入薬
長所 非常に効き目がよい タミフルに比較しあまり使用されてないためか耐性がすくない B型にもよく効く 脳内移行をあまり心配しなくてもよい
短所 パウダー状の吸入剤で吸気と同調させて吸入するので小学校低学年以下ではうまく吸入できない場合が多い そのためにパウダーを生理食塩水にとかしてネブライザーユニットで吸入しなければならないので手間がかかる
3 イナビル 吸入薬
長所 1回の吸入だけで治療は完了する あまり使用されてないことと新薬なので耐性が少なくうまく吸入できれば効き目はよい
短所 1回の吸入なのでうまく吸入できなければ効果はない 特に小学校低学年以下ではうまくいかないことが多い リレンザのようにネブライザーユニットで吸入することが薬の都合でできない  ヨーロッパでは有効ではないということで認可されていない
4 ラピアクタ 注射薬
長所 1回の注射、点滴で非常によく効く 耐性がない 高熱で意識朦朧としていたり脳炎症状などの重篤な例では使用すべき薬剤
短所 最低20分以上の点滴になる 新薬で脳内移行などの副作用については未知数
5 ゾフルーザ 錠剤 分包顆粒
長所 1回の服用で有効 新薬なので耐性が少ない 
短所 嘔吐などで吐いた場合は無効になる 副作用はまだ十分な報告がない
6 麻黄湯 のみぐすり
長所 漢方薬ということでなんとなく安心感がある
短所 保険での適応ではインフルエンザの初期の症状に使用することとなっている
インフルエンザでの有効性についてはいまだ検討中である 子どもでは苦いので飲みにくい

上記の薬剤の特徴を考慮し当院では院長は以下のような方針でインフルエンザの治療をし ています。
重症の場合(痙攣、意識障害、39.5度以上の高熱、異常行動など)受験、仕事の都合で とにかく早く治したい場合ラピアクタの点滴(30分ぐらいかかります)
検査ではっきりとインフルエンザと診断された場合 リレンザの吸入を1日2回 小学校学年以下のこどもではネブライザーユニットを使用し吸入(吸入器貸出の場合もあり)
ワクチンをうっていて家庭内、職場の身近な人が感染し、のどが痛いとか、寒気程度で 熱がない場合 麻黄湯の服用
ワクチンをうっていないで家庭内、職場の身近な人が感染し予防したい場合 抗インフルエンザ薬の予防投薬開始
いずれにしても高熱=インフルエンザではないのできちんと検査で確認して治療すること が必要です。

今、はやっている病気

咳と熱が続く場合

RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスが流行っています。インフルエンザの流行もはじまりました。検査キットでは鼻から一回の検査で、インフルエンザ、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスの同定ができます。その結果すべてマイナスの場合にはマイコプラズマやEBVD68感染を考えます。熱が長い場合には細菌性肺炎が考えられので採血を行ったり、胸部のレントゲンをとります。

熱中心なら

アデノウイルス、溶連菌感染症が流行しています。検査なしで抗生剤を服用すると本当の原因が判らなくなります。

吐き気あるいは下痢なら

おそらくノロウイルスのよると思われる嘔吐下痢症の流行がはじまりました。また注意点としては2割ぐらいの人が溶連菌感染症による吐き気ですので便のほか、ノドでの検査が必要になることもすくなくありません。下痢がひどい場合は脱水で点滴が必要になる場合もあり受診はなるべく早くお願いします。水分補給の注意の記事も参考にしてください。

インフルエンザワクチンのお知らせ

   インフルエンザワクチン接種開始しました。また予約も行っています。   

  今年度のインフルエンザワクチンの保存液の比較

今年度のインフルエンザワクチンの生産も遅れています。おそらく10月中は供給が不足します。今年度提供されるインフルエンザワクチンの保存液の情報です。
ビケンHA チメロサール0.008mg/ml ホルマリン含まず
フルービックHA チメロサール、ホルマリン含まず ただし0.5mlのシリンジのみ(3歳以上、妊婦、授乳婦用)
北里第一三共HA チメロサール0.005mg/ml ホルマリン含む 1歳未満不可
KMB HA チメロサール0.005mg/ml ホルマリン含む
生研 HA チメロサール0.004mg/ml ホルマリン含む

この様になっています。できればフルービックHAをすべての人に接種したいのですが。非常に入手困難になっています。3歳以上の方でどうしてもという方には入手できた場合のみ順に接種したいと思いますので、フルービック専門予約をお願いします。

子宮頸がんワクチンの接種をお勧めします

 以下の意見および日本経済新聞の記事を収載します。参考にしてください。

私はポリティカルなことについての専門家ではありません。ただ、国が意思決定に必要なデータは、出揃っていると思います。サイエンティフィックに言えば、個人的な意見ですが、国が今「積極的な接種勧奨の差し控え」をやめないと、将来はミゼラブル(悲惨)なことになると考えています。それは、以下のような理由からです。
われわれは今回、「ワクチン接種の害」の有無を調べたわけです。一方で、「ワクチン接種をしない場合の害」もあるわけで、両者を評価して比較する必要があります。
子宮頸がんで毎年約2900人が死亡するということは、自分と同じ生まれ年の方が、一生涯の間に約2900人死亡することに近い。HPVワクチン接種世代は1学年約100万人なので、女性はその半分の約50万人。ワクチン接種で約7割、約2000人の死亡を防げるとします。ワクチン接種をしないことで、「救えるはずなのに、救えなかった」数は、約2000人、約50万人の0.4%に当たります。子宮摘出などの治療を受ける患者さんの数を加えると、ワクチン接種で救える人数はもっと多いわけです。
一方で、ワクチン接種で激烈な症状が起きるとされているのは、0.1%以下であり、しかもワクチン接種との因果関係が証明されているわけではありません。ワクチン接種による害と接種しないことによる害を考えれば、厚労省が意思決定するためのデータは、出揃っていると思います。
――祖父江班のケースコントロールスタディの結果を待つ必要はない。
研究には、「眼目」と言えるものがあり、逆に言えば一つの研究で全てが説明できるわけではありません。私の研究、祖父江班の研究には、それぞれメリット、デメリットがあります。しかし、どんなデザインの研究であっても、結果が一致していることが大事であり、結果への信頼性が高まります。もっとも、結果が出るまでに時間がかかるようであれば、約2900人の患者さんが毎年死亡する現実を考えると、待つ必要はないと考えています。
――NIIGATA STUDY(祖父江班の研究の一つ)をはじめ、HPVワクチンの有効性に関する研究成果も出始めているという意味でも、意思決定のデータが揃いつつある。
年間約2000人救うことと、1万例に1例以下とされる因果関係が不明な症状発症を防ぐことと、どちらがポリティカルに重要かということです。しかも、HPVワクチン接種は強制ではなく、最終的には本人が決めることです。もちろん、HPVワクチンを接種しても、がん検診は必要ですが、子宮頸がんは感染症なので、撲滅も可能です。
――最後に改めてお聞きしたいのですが、2016年6月の最終結果報告は当初予定よりは遅れた上、オッズ比などが記載されていないデータでした。なぜこのような公表の仕方になったのでしょうか。また先生の論文発表が今になった理由は何でしょうか。
どんな形で調査結果を公表するか、それは名古屋市の判断であり、私が回答する立場にはありません。
同様に、名古屋市は、私の発表した論文に何らかの意見を言う立場にはなく、現実に私の論文発表については何も言われていません。私の研究論文ですが、発表までに時間がかかったのは、なかなかアクセプトされず、複数のジャーナルに投稿することになったからです。その理由は確認したわけではありませんが、私自身としては、今回明らかになった結果は、海外では当たり前であり、「何のために実施したのか」と思われたことが一因だと考えています。
――ワクチンの安全性については、薬事承認の時点で確認されているはずだと。
WHO(世界保健機関)でも、(HPVワクチンについて、「積極的な接種勧奨」の差し控えをしている)日本を名指しで批判しています。ワクチン接種と症状発現に関係がないというネガティブデータを出しても、「当たり前」と受け止められたのではないでしょうか。
もう一つ考えなければいけないのは、被害を訴える女性たちの治療や救済をどうするかです。個人的な考えですが、HPVワクチン接種との因果関係があれば、恐らく何らかの公的補償は出るのでしょうが、今回の場合を含め、サイエンティフィックには因果関係は今のところ確認されていません。仮に「因果関係あり」と司法の場で判断されたら、それはサイエンス軽視であり、われわれとしては容認できません。医療事故に無過失補償があるように、そうした方々を救済するための仕組みを作ることは考えてもいいのかもしれません。
【鈴木貞夫・名市大公衆衛生学教授に聞く】

RSウイルス感染症とは

RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus RSV)は、乳幼児(特に2歳以下の乳幼児)の肺炎や細気管支炎等の下気道感染症を引き起こす主要なウイルスです。 冬期を中心に、乳幼児に下気道の広範な狭窄を引き起こし,臨床的に喘鳴,努力性呼吸(多呼吸,胸郭陥凹,腹式呼吸など)を特徴とします。獲得免疫が不完全なために再感染が高率にみられ、乳幼児では毎年RSウイルス感染に罹患する症例もみられます。インフルエンザなども同様の症状を引き起こし、関東地方では12月から1月中旬までと流行する時期も重なっているため、よくインフルエンザと間違えられます。 しかし現在季節外れのこの病気の流行がみられています。
 斉藤小児科内科クリニックでは鼻咽腔からの検体採取により15分程度でそのウイルス同定をおこない、インフルエンザと区別し、適切な治療法を選択する努力を行っています。重症例も少なくなく,特に低出生体重児や先天性心疾患のある患児では致死的経過をとることもあり、要入院の例は少なくありません。ウイルス性感染症なので基本的には保存的治療に限られ、水分の補給を充分に行い、喘息に準じた治療を行います。軽症例では外来にて経過を観察しますが,乳児では分泌物が粘稠になって急速に悪化したり突然無呼吸に陥ることがあるので,入院加療が望ましいとされています。
 最新の報告ではステロイドの内服、吸入で重症化をふせげるのではないかといわれ、当院でも積極的にこの治療をとりいれよい結果をえております。早期診断、早期治療が重要です。

風邪ぐすりの治験希望者を募集しています

参加すると負担軽減日として1回1万円計2万円もらえます。希望者は院長にご相談ください。